6学年に再度移行した「分数×,÷整数」の計算

2002年の指導要領改訂で、5学年に移行してから約20年。再び6学年に戻ってきた「分数と整数のかけ算、わり算」私は、戻ってよかったと思っています。5学年では、小数のかけ算とわり算に集中して指導できるからです。加えて分数のかけ算とわり算も(整数倍などですが)指導するとなると、指導時数は6時間とはいえ、理解するまで指導したいジレンマで、メンタルによくなかったです。分数の乗除は6学年に戻ってすっきりし、本当に良かったと思います。逆を言えば、2002年の移行は何だったんだということです。指導要領の改訂は、児童の実態や現場の意見を取り入れてやらなければ、大学入試の民間英語試験や記述式問題のように、子ども・親・教師が振り回されてかないません。

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