算数のノートは方眼のものを
遠い昔のことですが、私が小学校の中学年・高学年の頃は、算数のノートは、確か横罫線仕様のノートを使っていたと思います。各教科のノートは、特に学校からの指定もなかったように思います。それで、ノートは自由に買って使っていました。その当時は、たぶん、10mmや5mmの方眼ノートは販売されていなかったのではないかと思います。当時というのは、今から60年以上も前の話です。桁数の多いかけ算の筆算やわり算の筆算が、計算が進むにつれてだんだん斜めに曲がっていったことを覚えています。方眼のノートならこんなことは避けられるはずだと思いました。
方眼のノートを薦める一番の理由は、筆算のとき、位を揃えて計算できるからです。児童の性格によっては、方眼を無視して書いて計算する場合もありますが、大部分の児童は、方眼を利用して計算できます。位を揃えることで、ミスも軽減できます。特に、繰り上がりや繰り下がりのばあいのミスは少なくなります。算数のノートは、是非、方眼仕様のものを選択すると良いでしょう。