虫食い算~作成秘話
自分で虫食い算を作成する前は、□の数が多いほど難易度が上がると単純に考えていました。ところがです。たし算やひき算であれば、確かにそうかも知れません。かけ算やわり算はそういうわけにはいかないということがわかりました。つまり、どこの部分計算をかくすのかで、難易度が異なることになるのです。
わり算を例にして考えて見ると、わる数と商の数字を同時にかくすと、難しい問題になることがわかりました。いろいろ当てはまる数字の組み合わせから、どの組み合わせを選択するかを考えなければならないからです。たし算やひき算のように一つの数字しか当てはまらない問題は比較的やさしく、組み合わせを選択するかけ算やわり算の虫食い算の方が難しいです。
最近作成した虫食い算の「小数のわり算」を難しくしています。挑戦したい児童へ是非ともお薦めしてください。とても意地悪く作成した問題がありますよ。これも作る楽しみなのですね。