「考える」を楽しむ人、嫌う人

「ちょっと考えれば、こんなことしなかったのに」
「良い方法がないか、もう少し考えてみます」
「何か考えるのが面倒くさい」
「考えてもわからないから」

特殊詐欺に騙された人、交通事故を起こしてしまった人、親友や家族と疎遠になってしまった人、果ては事故で命を落としてしまった人。

こうすれば(こうしなければ)こうなるはずだ(こうならないはずだ)。
生きていく上のいろいろな場面で、こういう状況に出会います。
その判断をするのが「考える力」です。

「一日で10万円の仕事」。どんな仕事内容でどんな能力を要求されるのか。雇い主は反社会的でないのか。世の中にこんな報酬はざらにあるのか、考えます。

「40歳や50歳も上の年寄りと結婚」。目的は金銭や財産。考えるまでもない。相手の死を待つのみ。

「税込み価格10万円の商品。それを安く89,800円で。今から30分以内に申し込むと、5万円に。さらにもう一つさしあげます」。一つ25000円か。それでも利益が出るのだから、原価は2万円以下でなくては。最初の商品の価格設定は法外な価格。買うか買わないか考えます。普通は買わない。

算数の問題には、論理的な思考力を養うものがたくさんあります。
こういう問題を楽しんで解いていく人は、当然、思考力がついてきます。
生活のリスクは減少すると思います。
逆に、忌み嫌い、避けがちな人は…

算数の問題を作っている僕はどちらだろう。時に面倒と思うことがありますね。用心しなければ…。

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