計算練習・紙のプリントのすすめ
最近、タブレットやノートPCを使った学習と、紙媒体(教科書、ノート、プリント問題など)を使った学習の習熟度の調査が行われています。それらの調査の結果はほとんどが紙媒体の方が習熟度が高いとなっているようです。
なぜでしょう?
理由として考えられること。
・紙は残る。間違いも残り、見直すことができるから。消しゴムで消さなくても、鉛筆ですぐに訂正できます。
これをタブレット上でするには、ある程度のスキルが必要です。訂正範囲を指定したり、二重線の引き方を覚えたりと…
・紙は直ぐに見ることができる。いつでも取り出してチェックできるから。機械のように電源を入れる手間がなく、直ぐに見ることができ、見る回数も多くなると記憶も強化されるのではないかと思われます。
ですから、漢字や計算の練習は、紙のプリントですることをおすすめします。
電子機器も学習に活用できる良さはあります。文字の拡大、体育などの動画の説明は理解しやすい、他者の記録を瞬時に共有できる、分厚い教科書は必要ないなど。
結局、それぞれの良さを取り入れて学習をすすめるのが良いと思います。何でもかんでも電子機器で学習するのは、バカげていると思います。