新しいメディアと学校教育

昨今、人工知能AIが社会生活に大きな影響を及ぼしはじめています。歓迎するむきもあれば、拒絶反応を示されることもあります。
学校教育の世界でも、何でもAIに頼っていると、思考力が低下するといわれています。

マンガが普及し始めた頃、学校は、マンガを読むと頭が悪くなる、物語や小説を読むようにと言っていた。
テレビが普及し始めた頃、学校は、低俗番組ばかり見ていると頭が悪くなる、目も悪くなるので見過ぎたらダメと言っていた。
コンピューターゲームが普及し始めた頃、学校は、ゲームばかりしてると身体が弱くなる、目も悪くなるので、一日何時間に決めてしなさいと言っていた。
スマホが普及しはじめると、学校は、……

マンガは今や日本の輸出産業、世界のあこがれとなっている。テレビやビデオは授業で活用されている。プログラミング教育と称して、ゲームを作ることを授業の中に取り入れ始めている。スマホは小学生も持ち始めていて、悪意のあるサイト・コンテンツに悩ませられつつ、所持を許し始めている。

とにかくたくさんモノを売って利潤・利益を得ることを最優先する世界に住む私たちは、人間の成長・幸福・健康・信頼関係とは無縁のシステムにどのように対処すればよいのかを、深く考えなければ、とんでもないことになりかねない世界になりそうで不安です。

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