1年の算数教具~タイル、ブロック…
1年の算数教具、各学校でいろいろな教具が採用されています。
算数セットとして、初めから組み込まれているものもあります。
どんな観点からその教具を採用したのか、保護者にあまり説明がなされていません。
前年度の1年生も使用していたから、あるいは、教科書の絵と同じ物だと安心して使用できるからという理由もありましょう。
タイル
・厚紙製、ゴム板製(磁石)、プラスチック製などがあります。多くは1.5cm角のものです。
・タイルを置く台紙として、位取りを意識したものを印刷したもの、磁石が付く鉄板のもの、などがあります。
・たいてい、5個まとめたもの、10個まとめたもの、100個まとめたものがセットになっています。
ブロック
・プラスチック製。上面が黄色、下面が白の正方形でつぶれた直方体のものが多い。
・磁石になっている物もある
・10個まとめて入れるケースがあり、底が線で10個に区切られている物もある。
・10個まとまったものが束になって付いている厚紙製のものが多い。
キューブ
・一辺1cmの立方体。木製やプラスチック製などがあります。
・赤や黄色に色分けしてあるものもある。
・連結用の突起とくぼみが付いている物もある。
●私だったら
どれを採用するかというと、タイルです。
・1年生の小さな手で扱いやすく、ブロックなどのように、机から転がって落ちにくく、机の上に置いてもあまり音がしない。また、遊び道具にもなりにくい。キューブは小さすぎて何個繋がっているのかわかりずらい。
・児童用より大きめの指導用のタイルがあり、黒板に貼っての指導がすぐできる。
・位取り記数法の仕組みを説明しやすい。(10のまとまりを1本,100のまとまりを1枚と呼べる)
※願わくば、1のタイルをつなげて置いたとき、一つ一つが見やすいようにタイルのまわりに黒い線をつけてほしいと思います。(そういうふうになっているとうれしいです。)